旅行に行きたいな。
好きな作家の一人、東山彰良
彼のルーツでもある台湾、小さな通りの物語
こういうのを読んでいると
何も予定を立てない旅に出たくなる。
そういう旅ができる年齢だしね。
今までは、やりたいこと、やらなければいけないこと、
旅の中の大半はそんな感じだった。
でも、予定のない旅をたっぷりしたいな。
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日台同時発売! 切なく沁み入る傑作連作集
台北の紋身街は、
日本でいえば新宿・歌舞伎町一番街の一角か、
あるいは渋谷センター街の裏路地か
世界中のどの街にも必ず一本はあるだろうと思われる、
細くて小汚い、猥雑な通りだ。
昼間でも夜みたいに暗く、くさくて、洋服店やピアス店、
そして刺青店がひしめく。
大人たちは狡くて、いけしゃあしゃあと嘘をつくけど、
大切なことも教えてくれる。
この通りで、食堂の息子の「ぼく」は生きている――。
少年が見つめる台湾の原風景。東山ワールドの到達点!
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何故か、のんびりする旅もいいなと思わせる一冊でした。
Shinji Omiya.