日帰り入浴プラン

My Company.

2019/06/27

 

いいリゾートの条件

久しぶりに読んだついでに投稿します。

リゾートを宿、レストラン、バーと置き替えて読んでみて下さい。

私の会社って・・・私はこう思っています。

 

 

 

いいリゾートの条件

いいリゾートとは、ひとことで言って、

個性のはっきりしたリゾートである。

つまり、そこに着いた瞬間に、

どんな時間を過ごしたいかがくっきりとイメージできるようなところ。

リゾート造りとは、ある意味でひとつの

「独立した世界」をつくることであり、

「時間」をつくることである。

お客様とは、

その「時間帯」に居合わせる一時的な個人である。

それも、非常に勝手で、わがままな。

人々はどこの「時間」に属するかは、まったくの自由意志で選べるし、

いやになったら直ぐに出てゆく自由だってある。

リゾートという「不思議の国」において、

「国民」は、すこぶるわがままで、しかも贅沢な望みを持っている。

ここでは、「国民」は、平等も機会均等も何も「国」に対して求めはしない。

ただ、ただ、お金をかけてわざわざやってきた自分だけ(他の人がどうだなんてことは関係ない)

を満足させてくれれば、それでいいのである。

その点が、リゾート造りにおける、集団合議制や多数決の意味のなさにつながる。

関係者それぞれの顔色を見ながら、あっちを立て、こっちを立てしながら、

少しづつみんなの意見を取り入れ、

根回しや度重なる意見調整によって、

突出した意見はどんどん削られ、

どうにかみんなが「まあ、いんじゃない」

と賛成するところまでこぎつけたようなリゾート(日本のリゾートのほとんどがそうだが)、

そんなリゾートに、いいリゾートはありえない。

「まあ、こんなもんか」くらいのそこそこの満足感は得られても、

「ああ!こういうところに来たかった!」と感激させるような、極めつけのリゾートにはならない。

それよりも誰か1人の非常に個人的な主観と趣味によってつくられたリゾートの方が、

純度と完成度が高く、個性的で傑出したリゾートができる。

ただ1人、全体を見る目を持ち、庭の木1本、バスルームのコップ1個、

なぜそれでなければならないのかを、確固としてわかっている個人。

個性のあるリゾート「不思議の国」は、

常にそうした「独裁者」によってつくられてきた。

 

 

 

 

以上が、現在の私の会社です。

だからね、何だか解らないことも多々あるお店ばかりなのです。

ダメなら選ばなければいいのです。

 

私が、こいつならって思える感性と判断力を備えた人物が現れた時、

すべての仕事をお任せする準備があります。

次の 独裁者 求む!です。

ただの独裁者ではなく、

みんなの家族のことまで優しく考えてあげられる人が条件。

 

Shinji Omiya.