日帰り入浴プラン

Book.

2019/06/13

 

この頃、病院に行くことが多くて、お年頃なのでしょう。

待つところ、待たないところ、ありますが

病院には必ず本を持って行きます。

読み返してみると実に面白いこの本

本の内容に自分自身がマッチしてきたのでしょうか?

いや~そう考えると嬉しいですね。

Amazon の紹介には、こう書いてあります。

 

ヨーロッパの朝食で、一番贅沢な飲物は何だと思う?

この人が「随筆」を「エッセイ」に変えた。

本書を読まずしてエッセイを語るなかれ。

元祖シティボーイによる超定番スタイルブック。

1961年、俳優としてヨーロッパに長期滞在した著者は、

語学力と幅広い教養を武器に、当地での見聞を洒脱な文体で綴り始めた。

上質のユーモアと、見識という名の背骨を通した文章は、

戦後日本に初めて登場した本格的な「エッセイ」だった。

山口瞳は本書をこのように推した。

「私は、この本が中学生・高校生に読まれることを希望する。

汚れてしまった大人たちではもう遅いのである」。

 

1965年の本が色褪せることなく今も自分の中にス~っと入ってくる不思議。

このような経験の中で感性が磨かれ、ユーモアという男の武器を得て

いい男になっていくのですね。

人生のバイブル(言い方が古い)的な本ってやっぱり活字の力もありますが、

作者自身の魅力を感じながら読んでいくものですね。

 

Shinji Omiya.