この頃、病院に行くことが多くて、お年頃なのでしょう。
待つところ、待たないところ、ありますが
病院には必ず本を持って行きます。
読み返してみると実に面白いこの本
本の内容に自分自身がマッチしてきたのでしょうか?
いや~そう考えると嬉しいですね。
Amazon の紹介には、こう書いてあります。
ヨーロッパの朝食で、一番贅沢な飲物は何だと思う?
この人が「随筆」を「エッセイ」に変えた。
本書を読まずしてエッセイを語るなかれ。
元祖シティボーイによる超定番スタイルブック。
1961年、俳優としてヨーロッパに長期滞在した著者は、
語学力と幅広い教養を武器に、当地での見聞を洒脱な文体で綴り始めた。
上質のユーモアと、見識という名の背骨を通した文章は、
戦後日本に初めて登場した本格的な「エッセイ」だった。
山口瞳は本書をこのように推した。
「私は、この本が中学生・高校生に読まれることを希望する。
汚れてしまった大人たちではもう遅いのである」。
1965年の本が色褪せることなく今も自分の中にス~っと入ってくる不思議。
このような経験の中で感性が磨かれ、ユーモアという男の武器を得て
いい男になっていくのですね。
人生のバイブル(言い方が古い)的な本ってやっぱり活字の力もありますが、
作者自身の魅力を感じながら読んでいくものですね。
Shinji Omiya.