旬菜湯宿 大忠の冬といったらコレ。
「魔法のりんご風呂」
僕が大学生の時、正月に帰省するとお風呂にりんごが浮かんでた。
お袋に聞いてみると
「たくさん貰ったからお風呂にいれてるの。香りがいいでしょ?」とのこと
親父もお袋も
いろいろ考えてるんだな~
頑張ってるんだな~って思ったのを覚えてます。
そんな思いの中で、家業を継いで20年。
20年前に実家に戻って旅館で働くようになった時
大学生の時に感じたあのりんごのお風呂
たまたまじゃなくて、冬の間は毎日入れるようにしたら?
って思って始めたのが「魔法のりんご風呂」
だから冬期限定として始めて20年。
でも、存続の危機に直面してます。
毎年、11月~2月末までコンテナで120箱
りんごを納入してくれていた農家さんが事業縮小とのこと。
まあ、大変な仕事だからね。しかたがないのかもね。
来年からりんご風呂の期間が短縮されるかも?
でもね、いいチャンスです。
りんご風呂よりも良い冬の名物風呂を考えればいいことなんです。
何事も前向きにです。
だから、いろいろ考えてます。
さあ、来年の冬はどんなお風呂を愉しめるのでしょう?
Shinji Omiya.